今回(第4回)の記念製品の準備が整いつつありますので、とりあえずご紹介いたします。
仙台鉄道キハ4(タイプ) エッチング車体キット(HOナロー)です。
プロトタイプは、東北本線の中新田から路線を伸ばしていた『仙台鉄道』(昭和35年廃止)の半鋼製ガソリンカー。2軸車ながら、中央床下にフォードV8を吊るレッキとした両運車です。
製造は昭和15年、メーカーは『丸山車輛製作所』製とされるも、湯口徹さんの研究によれば、九十九里や頸城などの単端でおなじみ『丸山車輛株式会社』とは別物らしい…という曰くつきの車輛だったりもします。(→
エリエイ刊『レイルNo.15 奥の細道(下)』参照)
キットの内容は例によって車体のみで、屋根と足回りはユーザーの皆様に“おまかせ”となります。前回の井笠にくらべると、鉄道そのものも含めマイナーな題材ではありますが、そのぶんフリーランス派の皆さんには腕を振るって頂けるのではないかと思います。
このキットは10/5の祭の会場のみでの販売となります。
製品現物の画像や頒布数量・価格につきましては、追ってアップいたしますので今しばらくお待ち下さい。
●2008.9.29追記
・車体部分のみの組立見本の画像をお目にかけます。
・また、
価格は1枚3,000円、頒布数量は200枚となります。