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【第20回/2024】記念製品『栗原鉄道ED18(栗原電鉄ED20)』車体エッチング板

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●第20回の記念製品(エッチング板)のご案内です。
今回の題材は、軽便祭記念エッチング板では初の電気機関車です。栗原鉄道の18t級B-B凸電・ED18形。昭和25/1950年に同社の電化に合わせて製造されるも、僅か5年で762mmから1067mmへと改軌され形式名もED20に変更、その後30年以上に渡って軽便譲りの小さな機体のまま第一線で活躍しました。最終的に平成7/1995年まで車籍を有し、現在も2輛が静態保存(ED202:細倉マインパーク前駅跡、ED203:くりでんミュージアム)されていることから、改軌後の『栗原電鉄』時代の姿を直接ご覧になっている方も多いことでしょう。
製品は基本的には軽便時代(スケール:HO/ゲージ:9mm)としての組立を前提としていますが、動力の自作さえ厭わなければ、12mmゲージでサブロク時代のED20に仕上げることも可能です。

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▲軽便時代のED18形(ED181)。車体塗色は製造当時の資料によれば『黒』であったという。なお、後ろの1輛目の客車は丸山車輛製のボギー客車・サハ1403で、のちに日本硫黄沼尻鉄道に移りボサハ12として活躍した。1955.3.28 栗原鉄道 若柳 P: 湯口 徹
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▲サブロク改軌により自重が増えた関係で形式名も『ED20』となってからの姿(ED201・ED203)。左手の標準的な車体断面の電車(C151)と較べると、元・軽便のED20の小ささが際立つ。1989.6.30 栗原電鉄 若柳 P:長門克己

◆販売方法について
この『栗原鉄道ED18』は、祭の終了後にナローガレージ様の通販にて販売を開始いたします。
価格や仕様、発売開始日等の詳細は、10月以降に改めてご案内致しますので、今しばらくお待ちください。

*当エントリ掲載の製品図面は設計途中のものであり、実際の製品とは異なる場合があります。
upload: 2024.8.21
  

by maruk-fes | 2024-08-21 00:05 | 記念製品(エッチング板)
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