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【第19回/2023】記念製品『酒井C19型 5tDL』車体エッチング板

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●第19回の記念製品(エッチング板)のご案内です。
今回の題材は、かつて建設省立山砂防軌道で活躍した、酒井工作所(→酒井重工業)製の板台枠式5tディーゼル機関車『C19型』です。(スケール:HO/ゲージ:6.5mmまたは9mm)
昭和40/1965年から3年にわたって計10輛が立山に導入され、1980年代末頃まで活躍しましたが、最近のファンには、成田ゆめ牧場で日常的に運転されている羅須地人鉄道協会の保存機が馴染み深いことでしょう。
製品はHOスケールの砂防酒井の決定版に相応しい内容とすべく、パーツの選択によって実在した10輛をフルコンプリート可能としています。
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▲昭和41年製造分(窓R:大)の組立作例
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▲各タイプの組立作例。左から昭和40年製造分(窓R:小)、昭和41年製造分(窓R:大)、昭和42年製造分(窓R:中)。一番右はアルモデルのホワイトメタル製カプラー(品番:B3046)を取付。
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▲エッチング板 製品のパターン図。キャブは3種類、ラジエタープロテクターは実在した5種類をすべて再現可能なパターンを用意しています。ダミーのレリーフ状エンジン・砂箱も附属します。
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▲アルモデルより発売の動力『アルパワーNZ11S』(品番B4012 価格:5,400円+税)
WB:11mm、動輪径:⌀5.2、モーターは0610サイズで、ギヤ比1:49.2の2段減速。動力本体以外にビス3種類(M1.2×2白[プラ]:6本,M1.2×2銀[鉄]:6本,M1.2×4黒[鉄]:2本)、小型オワンライト:3個が付属します。
※動力装置の絶縁構造の関係上、車体への取付は必ずプラビスを使って下さい(さもないとショートします)。

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▲専用動力を6.5mmゲージに改軌するためのオプション『⌀5.2ギア付車輪(未組立・ジグ付)(アルパワーNZ11S改軌改造用)』(品番B4013 価格:¥600+税)
車軸が入る車輪裏の突起に付属のジグ(ワッシャー)を嵌めてヤスリで1.15mm削り、最後にギヤ付の軸を圧入します。

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▲今回、購入特典として資料集『酒井C19型5tDLの角度』をご用意しています。製品同封の紙の説明書に記載のQRコード/URL経由でダウンロードしていただけます。

▼『酒井C19型5tDLの角度』のPDFは単体でも頒布いたします。
 以下のサイトをご利用下さい。(頒価:500円となります)
▼組立説明書(PDF)をアップ致しました。(2024.2.1)



◆販売方法について
この『酒井C19』に関しては、祭の終了後にナローガレージ様の通販にて販売を開始いたします。
価格や仕様、発売開始日等の詳細は、10月に入ってから改めてご案内致しますので、今しばらくお待ちください。

★2024.1.22更新
大変お待たせして申し訳ございませんでした。この製品は
2024年1月27日(土)10:00 から、以下の専用サイトにて通販を開始いたします
*販売開始までは、サイト自体がクローズ状態、または在庫ステータスが『SOLD OUT』となっておりますのでご注意下さい。
価格:1枚 4,950円(本体4,500円+税) *お一人様3枚までとさせて頂きます。
★2024.3.1追記
2024年2月29日限りで今回の通販は終了致しました(通販サイトもクローズしております)。


今回通販を実施するアイテムは以下の2種類となります。
・酒井C19型5tDL
北陸重機5tDL 王滝・松原の142号機(再生産品)→ 1/30に完売となりました

★2024.2.12追記
*上記通販サイトでの販売期間は2024年2月29日(木)までとさせていただきます。
『酒井C19』はまだ在庫がございますので、是非この機会にお求め下さい。


▼プロトタイプの写真を少しだけお目にかけます
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▲朝の千寿ヶ原で出庫準備中のC19たち。中央は昭和42/1967年製のラストナンバー・Tld-753。 立山砂防軌道 1970.11.2 P:長門克己
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▲千寿ヶ原で出発待ちのTld-651牽引の人車列車。立山砂防軌道 1977.8.2 P:古川邦雄
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▲羅須地人鉄道協会では計3輛が保存されている。左:101号機(元立山砂防Tld-4)/右:103号機(元 立山砂防Tld-652) 成田ゆめ牧場まきば線 2023.12.17 P:cjm
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▲白岩トンネルの水谷側洞門から飛び出してきた、グランビー鉱車を従えたC19牽引の列車(機番はTld-4または5)。一時期立山砂防軌道の機関車には、同トンネル通過時に通行者への警告用に点灯させる標識灯が装備されていた。形状はヒサシ付の砲弾型で、前面はプロテクター右上・背面はキャブ妻板のヘッドライト右側に取り付けられ、ランプ色は緑。白岩トンネルは水谷連絡所から有峰側に抜ける唯一の陸路でもあり、作業員等の徒歩通行も多かったことからの措置であろう。ただ、水谷から先の軌道が使用されなくなった1976年頃よりこの標識灯は順次取り外されている(*水谷~有峰の正式廃止は昭和53/1978年)。 1971.7.28 P:古川邦雄


upload: 2023.9.21
update: 2024.2.1
     

by maruk-fes | 2024-01-22 01:03 | 記念製品(エッチング板)
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