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【第18回/2022】記念製品 赤沢の北陸重機5tDL AFT-01/02 車体エッチング板

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仕上作例 上:AFT-02(製作:栗島 松雄)/下:AFT-01(製作:畑中 博)
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大変長らくお待たせいたしました、第18回の記念製品(エッチング板)についてご案内いたします。
今回の題材は、木曽・赤沢自然休養林の森林鉄道保存線(通称:赤沢森林鉄道)で活躍している北陸重機工業製の5tDLで、AFT-01号機・02号機のいずれかを製作可能なコンバージョンキットとなっています。
1987年より観光用の保存運転を開始した赤沢では、当初は森林鉄道の現役時代実際に使われていた酒井工作所製の鋳鉄台枠5tDL延べ3輛を整備して列車の牽引に充てていましたが、それらの老朽化を受けて、平成8/1996年に北陸重機製の新造DL『AFT-01』を投入しました(『AFT』はAkasawa Forest Trainの略)。その機関車は、同社が以前から立山砂防軌道に納入している板台枠の機関車の設計をベースにしつつも、在来の酒井5t機のイメージに似せるべく、鋳鉄台枠を象ったダミー台枠や末広がりのエンジンカウルを装着したデザインとなっているのが特徴です。平成21/2009年には2輛目としてAFT-02が増備されましたが、全くの同型ではなく、キャブの背が高くなり、全長も若干長くなっています。
このキットは、同じようでいて結構違うAFT-01・AFT-02のどちらかお好みの一台を作ることができます。
製品のスケールはHO(1/87)、ゲージは9mm。設計・製造はアルモデルにお願いしています。車体のみのエッチング板ですが、ぜひ皆様の創意工夫でお楽しみ下さい。
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上:AFT-01/下:AFT-02 この2種類の中から1台を製作可能
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■販売方法について
・エッチング板はナローガレージ様の通販にて販売をいたします。
 販売開始は、2023年1月7日(土) AM10:00 です。
・価格:1枚 4,950円(本体4,500円+税)
・通販専用サイトは以下のリンク先となります。販売開始までは、サイト自体がクローズ状態、ないしは在庫ステータスが『SOLD OUT』となっていますのでご注意下さい。

★ナローガレージ様での通販分は完売となりました。(2023.2.7)
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▲AFT-02のリアビュー
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▲AFT-01の飾り台枠を取り付ける前の状態。お好みでこの姿で仕上げるのもアリです。
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▲製品状態のエッチング板。軸受・エンドビーム・後妻窓枠・キャブインテリア等が1台分しか含まれませんので、1枚から丸々2台の機関車を作ることはできませんが、過去に発売の王滝・松原の142号機の余剰パーツ(軸受、カプラー、端梁ステップ)をお持ちの方であれば、エンドビーム形状を砂防5t機と同様としたセミフリーの機関車を製作可能です。
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▲アルモデルより発売の専用動力『アルパワーNZ11S』(品番B4012 価格:5,400円+税)
WB:11mm、動輪径:⌀5.2、モーターは0610サイズで、ギヤ比1:49.2の2段減速。動力本体以外にビス3種類(M1.2×2白[プラ]:6本,M1.2×2銀[鉄]:6本,M1.2×4黒[鉄]:2本)、小型オワンライト:3個が付属します。
※動力のDLへの取付は、絶縁構造の関係上、必ず同梱の白いプラビスを使って下さい(さもないとショートします)。

▼今回の組立説明書をアップ致しました。【2022.12.31】


▼キット組立の参考として、試作品組立記録のツイートのまとめをアップいたしました。
製作の参考にお役立て下さい。

▼エンドビームのパーツにて、裏面のポンチ位置の不具合がありました。恐れ入りますが、エアホースを取り付けた姿で組立てられる場合は、以下のリンク先をご参照下さい。(update: 2023.1.22)



★今回のエッチング板のプロトタイプについては、以下のエントリをご覧下さい。



★お願い
以前の発売品も含め、軽便祭記念エッチング板製品に関するお問い合わせは
メールにて発売元の軽便鉄道模型祭事務局宛にお願い致します。
アドレス: keibenfes●gmail.com (お手数ですが、●を半角アットマークに置き換えて下さい)
設計製造元(アルモデル)への問い合わせはご遠慮下さい。
 


by maruk-fes | 2022-12-18 12:16 | 記念製品(エッチング板)
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