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【第15回】記念製品 北陸重機5t DL "王滝・松原の142号機” 車体エッチング板(人車1台オマケ付き)

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大変お待たせいたしました、第15回の記念製品(エッチング板)の車種をご案内いたします。
今回の題材は、北陸重機工業製の5tディーゼル機関車で、現在、長野県王滝村の松原スポーツ公園で『りんてつ倶楽部』の手により動態保存されている機体を採寸のうえ設計しました。
元々は1979/昭和54年に軌間610mmで製造され、工事用軌道で活躍していた機関車ですが、退役後に762mmに改軌され、2003年より王滝村で動態保存機として公開されています。なお、全く同型の機体がもう1輛あって、そちらは埼玉県加須市の遊園地『むさしの村』園内で静態保存されており、2輛とも今なおその姿に触れることが可能です。

製品のスケールはHO、ゲージは9mm(6.5mm化も可能)。設計・製造はアルモデルにお願いしています。車体のみのエッチング板ですが、ぜひ皆様の創意工夫でお楽しみ下さい。
価格:1枚 4,000円
キットは9月29日の祭の会場にて販売致します(会場頒布予定数量:210枚)
また、祭の終了後には委託通販も行う予定です。
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▲5tDLのリアビュー(後妻ライトは未取付)
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▲製品状態のエッチング板。
後述しますが、今回の板には本題の5tDLのほかに多彩なオマケを盛り込んでいます。
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▲アルモデルより発売の専用動力『アルパワーNZ11S』(品番B4012 価格:5,400円+税)
WB:11mm、動輪径:⌀5.2、モーターは0610サイズで、ギヤ比1:49.2の2段減速。動力本体以外にビス3種類(M1.2×2白[プラ]:6本,M1.2×2銀[鉄]:6本,M1.2×4黒[鉄]:2本)、小型オワンライト:3個が付属します。
※白のプラビスは、2本が動力のDLへの取付用、4本がオマケの人車の軸受取付用です。今回は動力装置の絶縁構造の関係上、車体への取付は必ずプラビスを使って下さい(さもないとショートします)。
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▲専用動力を6.5mmゲージに改軌するためのオプション『⌀5.2ギア付車輪(未組立・ジグ付)(アルパワーNZ11S改軌改造用)』(品番B4013 価格:¥600+税)
車軸が入る車輪裏の突起に付属のジグ(ワッシャー)を嵌めてヤスリで1.15mm削り、最後にギヤ付の軸を圧入します。
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▲上:5t機車体への動力(9mm)取付状態/下:6.5mm改軌後の動力

ともに、当日会場内のアルモデルのブースでお求めになれます。

・なお、素組みをする場合に、動力セット以外で最低限必要なものは、真鍮または洋白の線材数種(⌀0.3:プロテクター上辺・キャブ背面の手スリ、⌀0.4:ボンネット肩部の太い手スリ、⌀0.7:左側台枠前方のマフラー配管)、デッキのツカミ棒(モデルワーゲン製など)です。キャブの雨トイやボンネット天面などの細かい手スリはお好みで。カプラーは、ケーディー(マグネマティック)を使われる場合は#2004が使用可能です。


●オマケの内容
・9人乗り人車(1輛分)
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5tDLの前職時代のゆかりの車輛でもある、9人乗り『人車』の1980年代半ば頃までの姿です。羅須地人鉄道協会が成田ゆめ牧場で動態保存している現存車(若干改造済)の採寸データを基に設計しました。
軌間は9mm・6.5mmどちらにも対応。完成させるには、車輪×2軸(⌀4.0以下のもの)、真鍮線(側面中央の支柱:⌀0.4、座席の肘掛け・妻面雨トイ:⌀0.3)、1.0mm厚程度のプラ板(座席のフトン用)等をご用意下さい。お好みで挽物製のメタル軸受(アルモデル製品など)も使用可能な構造としてあります。
※車輪は、9mmの場合はアルモデル製⌀4.0片絶、6.5mmの場合はペアーハンズ製⌀3.5中空軸の使用を前提にしています。なお、後者の場合、軸受を車体へ取り付ける際には、絶縁材(薄いテープなど)を挟んだうえで、専用動力セットに含まれるM1.2の白いプラビスを使用して下さい。

・ベンチレーター
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本体の北陸5tDL用以外に3個を余分に付けました。既発売の『北陸重機タイプ モーターカー』を立山砂防軌道風に仕上げるときに欠かせないパーツです。

・機関車用軸受
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本体用4個の他に、予備を含め1.5輛分(6個)のオマケ付き。併せて『SKW』陽刻入の軸箱フタも付いていますので、他社製品のディテールアップにお役立て下さい。

・機関車用カプラー
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縦5孔のピンリンク式カプラー本体も、予備含め1.5輛分(3個)を追加。組立にかなり手間はかかりますが、丁寧に組めばロストに負けないシャープな仕上りとなります。軸受同様、他社製品のディテールアップにどうぞ。

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▲5tDLの、試作品をベースとした塗装仕上見本(製作:栗島松雄)。デッキ前部のツカミ棒、手スリ・排気管・雨トイの線材、キャブ背面の消火器とボルト、カプラー台座のボルト以外はすべてエッチング板+動力装置セットに含まれるパーツで構成。現在の保存機はこの塗装に黒い帯と『No.142』のレタリングが加わる形となります。
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▲人車の塗装仕上見本(製作:栗島松雄)。エアタンク(別売)の取付位置や座席フトン(プラ板等で要自作)・支柱/肘掛けの造作の参考にして下さい。


●実物の写真
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▲『王滝森林鉄道フェスティバル』にて木曽のB型客車を牽く142号機 松原スポーツ公園 2010.10.9 P: cjm
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▲142号機の面構え 松原スポーツ公園 2019.5.2 P: cjm
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▲右側面後方から見た142号機 松原スポーツ公園 2019.5.2 P: cjm
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▲『むさしの村』に保存されている同型機。かつて、背後の青い汽車が走っている遊覧線(G=610mm)で予備機として活躍したことがあった。2019.5.18 P: cjm
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▲人車の現役時代の姿。エアブレーキを装備しており、中央座席の下には小さなエアタンクがある。千寿ヶ原 1981.9.14 P:新井一雄
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▲現在の人車。足回り・座席・妻面窓枠は別物に作り直されているが、車体そのものは以前の面影をよく残している。成田ゆめ牧場まきば線 2019.9.1 P:cjm

【2019.9.30追記】
今回の組立説明書をアップ致しました。

●参考リンク
・(他 準備中)


by maruk-fes | 2019-09-22 03:57 | 記念製品(エッチング板)
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