【第9回】記念製品 温根湯の協三15tボギーDL エッチング板 

大変お待たせいたしました、第9回の記念製品をご案内いたします。
今回は、温根湯森林鉄道の協三工業15tボギーDLです。
スケールはHO、ゲージは9mm。設計・製造はアルモデルにお願いしています。
車体の基本部分のみのエッチング板ですが、ぜひ各自の創意工夫でお楽しみ下さい。
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実車は、1953/昭和28年に試作機1輛、追って1955/昭和30年に量産型4輛の計5輛が北海道の温根湯森林鉄道(北見営林局留辺蕊営林署)に導入されたもので、わが国の2'6"森林鉄道用としては最大・最強の内燃機関車でもありました。
温根湯では、昭和29年の台風被害による風倒木処理目的の路線延長区間において、林鉄としては異例の峠越え(=上り勾配)の積車牽引に活躍。
のちに温根湯線の廃止に伴い4輛が武利意森林鉄道(丸瀬布営林署)に転出したとの由ですが、1962/昭和37年に同線も廃止、他局に転出することなく10年に満たない生涯を終えています。

・ディテールは基本的に正面2枚窓の量産型に基づいていますが、試作機風の正面3枚窓もチョイス可能です。
・車体は切妻ですが、妻板の角にはRがついており、その部分は各自でヤスリがけによる仕上げが必要です。
・動力は、トミーテック『鉄道コレクション』用12M級動力(TM-01・03)が使用できる設計としてあります。また、祭の会場にてアルモデルからスケール通り(台車WB10.3mm・ボギーセンター間51.6mm)の専用動力も発売されます。

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▲試作品の板および専用動力ユニットを使用した仕上作例。
塗色は、実車を撮影されたファンの方の『クリームとダークグリーン』という証言を参考に
クリーム1号+近鉄ダークグリーン(共にマッハ)を使用。(製作:栗島松雄)

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▲製品状態のエッチング板。ランナーには車体正面塗分け線テンプレート、正面ヒサシ・手スリ折り曲げ治具が含まれます。

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▲アルモデルより発売の専用動力ユニット。アルモーター(RS-0811S)1個で全軸を駆動、1台車に1輪ゴムタイヤ付。(→詳細
基本部分は組立済で、ダミー輪芯の嵌め込みと外台枠の組立はユーザーが行います。台車枠の形状は量産型に準拠。

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▲『鉄コレ』12m級動力を装着した場合の図。専用動力に比べて車高は1.2mm下がります。

キットは10月6日の祭の会場のみでの販売となります。
頒布数量:200枚・価格:1枚3,500円です。

★ディテールアップ工作を含めたキット組立見本の製作工程を、ブログ『牧場通信』で9/18~10/4にかけてアップしてあります。参考になさって下さい。
(試作完成見本紹介)
(1) (車体パーツ切り出し、手スリ孔あけ)
(2) (車体の組立 )
(3) (車体の組立、妻板の角落とし)
(4) (ステップ廻り)
(5) (ヘッドライトカバーとヒサシの折り曲げ)
(6) (雨トイの工作、ライト関係パーツの紹介)
(7) (専用動力の紹介)
(8) (専用動力 台車枠の組立)
(9) (専用動力 台車枠の組立と砂箱、カプラー、エアタンク)
(10) (屋上のマフラー)

★実物の写真は、ウェブ上では以下でご覧いただけます。
・SENのブログ 温根湯森林鉄道-3
http://ameblo.jp/pecintarel/entry-11457155753.html
・RM編集長敬白 (名取紀之)
“垣間見た”温根湯森林鉄道跡。(上)
http://rail.hobidas.com/blog/natori09/archives/2006/11/post-401.html
“垣間見た”温根湯森林鉄道跡。(下)
http://rail.hobidas.com/blog/natori09/archives/2006/11/post-402.html
・北海道森林管理局 森林鉄道資料館 温根湯森林鉄道写真集
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/square/railway/rubeshibe.html
・北海道大学 学術成果コレクション
北海道における森林鉄道用ジーゼル機関車について(小熊米雄)〔PDF〕
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/20782/1/20%281%29_P361-392.pdf


【2013.10.7追記】 今回の組立説明書をアップ致しました。
PDF(約1.4MB)
※訂正とお詫び: 
・説明書中で、(車体の床板ステーに)“M1.4のタップを立てる”旨の記載がありますが、実際にはM1.2の間違いです(アルモデル製の専用動力もM1.2ビス同梱)。
・また『パーツ一覧』の、鉄コレ用台車枠の部分の“スジ彫りが外側になるように折り曲げる”箇所の指示にも一部抜けがありました。
お詫びのうえ訂正致します。
(上記リンクにアップのPDFは当該部分を訂正しました)
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by maruk-fes | 2013-10-04 08:30 | ご案内
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